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 六月十六日が僕のライン記念日で今月のその日、ライン一周年を迎える。思えばラインは無料電話や既読表示などで国民のライフラインになっている。こんな素晴らしいサービスを月に三千円代の料金で出来ることが感謝感激だ。五千円超えるなら意味はない。もちろんユーチューブも観てしかも検索もし放題だ。僕は既読にならない時、常に、悩む方だ。息子が仕事中で忙しいのだろうか?とか、明日まで待とう、ホトトギス状態でひたすら既読になるまで待ち続ける。しかし三日以上も表示がない時もあって、部屋で倒れて誰からも見つけてもらえないでいるのでは??悶悶としたものだが、なんのことはない。息子が観ているのは会社の携帯と自分のすまほで僕との連絡は別のすまほ。それをあまり頻繁には観ないという。それなら返信が三日経っても来ない理由もわかる。イマドキの青年は通信費をいかに節約しているのだろう。パソコンやタブレット、ホワイトペーパーも持つ彼は、母親に節約術を叩きこまれている。その彼が三つも携帯を持っているという事実は驚愕だ。しかしネットサーフィンという言葉を聞いても僕が反応しないことで息子は一瞬、僕を識別化したようだ。これからも月一回会いたい!!その為には会った時に次の予約を目の前で取っていた方がよさそうだ。まごまごしていると息子がテリトリーから居なくなってしまいかねない。