国内外の勢力地図を書き換える程の人物は、誰かに媚びる必要は無く日常の自分の課題を消化するだけだ。それをすることが日常を鋭敏闊達にするし何も俺やキャロルの周囲にだけみんなと異色なものが転がっているワケではない。キャロルは一度は十二年連日投稿を達成した人間だ。自然に飛来してくる言葉群があるからそれを書き留めるだけ。それを営利に使用しない点が受けるのかもしれない。俺達モトバンからすればそれこそ異色の世界だ。収入あって初めて認められたというのが俗に言う日本社会、生業などという威風堂々の言葉が証明する。キャロル出現は世界的均衡を崩してしまうかに見えて、実はボランティア社会の台頭ではないかと俺なりに見る。喫茶開業やラウンジ開業をユメ見ながらもそれをするのは自分ではないとどこかでバリアをした彼女。本当にやりたかったのはこのブログではなかったか?と。デルスカイはブロ道楽だ。クリスマス二十四日から翌一月八日までの十六日間を黄金週間と彼女は名付けていた。十二年連日新聞投稿時代にそう呼称していた。この十六日間、人々が一息ついていた場面でも彼女は脳内躍動していたとみた方がいい。今日から三日連休の君達が決して追い付けない理由にもなる。