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みんな、ラリーってなんぞえ？って思ってた～？これ、もっちろんグーグルのラリー・ペイジ氏をキャロが指名してる！！そして死闘の、テニスの打ち返しが続行するラリーをも意味するし、子猫の名前でもあるんだ。暗示あってね、ウォーリーをさがせじゃなくって、ラリーだよって！！キャロの代わりに母が可愛がってたシャムネコの名前。キャロ、二十歳で、家を出発、その直前にね、長崎外国語短大のクラスメイトで、フランス語専攻の里子ちゃんが、わざわざ、矢上まで、な、なんと、宮崎県の延岡から、子猫を連れてきたんだよ。矢上神社のすぐ下の下宿屋さんに、里子ちゃんのお兄様が住んでて、今の長崎総合科学大学に通ってたんだ。里子ちゃんはキャロのバンド仲間で、ギター担当。優しくて、本当に面倒見のいい女の子でねえ、そのシャムネコの名前は、もらった時からラリーだったわけ。母は、キャロの身代わりのような気持ちがしたんだろうね。あの生き物大嫌い、子供も苦手な母が、手塩にかけてね～十年以上、生きたんだよ！！高いとこが大好きでね、箪笥の上でいつも、毛繕いをしていたんだ。脇田大佐には女、男、女、女と四人の子供がいて、三番目の母だけが似ていたんだ。海軍将官の写真集を閲覧した時に、キトル！！キトル！！生き写しやあああああってね。