ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔28〕みんなに、正直に話せば、びっくりしますが、キャロは、ある日、タクシーに乗ったまま、長崎に帰ります!小倉北区から、長崎市矢上町、当時で、四万超かかっています。着払いです。え?みんなは、絶対に真似してはいけません。それは、衝動的突発的行動でした。その前にも、一度、公衆電話から、家に電話をして、母が出て、その懐かしい声を聞いて、いてもたっても、いられなくなり・・・。母には、居所を、内緒にしていた。とても、いたたまれなった・・・。そして、父に対する思いとは別の、母への特別な思いが交錯していたのは言うまでもないのです。まさお君の親類宅では、家事もやらされ、バイト代は全部取られた上、あなたは、どんな、教育を受けたんですか?と、やられっぱなし。そうです、洗いものも、食器の扱いも、布巾の所作も出来ないキャロは、こてんぱんにやられて・・・。しょぼい、気分に、たたきのめされていた。