西🏝姫瑠のアディショナルタイム462

 

父は教育者としては、失格の烙印を、世の中から押されましたが、今は、どうでしょう。間違いなく、父は亡くなり、この世にいないのに、教育の真価をたっぷり味わっています。つまり、学問は人を幸せにするものである…を証明するものです。子供は二人とも、落ち溢れたけど、その涙の洪水によって、地面が肥えてバラの蕾が顔を出しているではありませんか。誰もが終わった……と諦めた時点で、終わりではなかった。その希望を見て、黄泉の国で、父は恐らく手を合わせていることでしょう。我が子が世の中でようやく、日の目を見る喜びは、期待をしてなかっただけに、法外なのです。