西🏝姫瑠のアディショナルタイム(197)

 

それは深い感動があとから少しずつ湧いてきてあたしは本当に自分が未熟だな・・って改めてみずからの了見の狭さを思ったんです。私を追い込んで辞めさせたい人物と朝の六時から九時まで組んだことが4月にあったんです。この三時間は、針のむしろで、死にたいくらい辛くて、なんで??って思ったけど、試練と思い踏ん張った。そのとき、夜勤リーダーはひょいと遊びに来て差し入れを彼女にしている。レジ袋から透けて見えてビールでした。あたしはバーコードでそれが今もらえることを知っていたので、さすがはセブン店員って自分もどうすればもらえるの?って想像したりして、自分の仕事に打ち込んでいたんですが、彼らがなかなか話をやめず、ふたりは30分近く話している。あっかいや!!ってあたしは憤慨して、それでもリーダー?って。しかし声には出さない。あとから随分時間が経過して真相が見えてきたんです。彼は辛いあたしの立場を知って、気を紛らわせるために女性スタッフのオモリを30分してくれたんだ・・・っていう感動。三時間の辛い時間は30分短縮で短くなってた。私は、花よ蝶よと育てられて、自分中心だけど、精進した人々は違うんだな・・・って。つまり、浅はかなあたしとは違い、本当に人を助けるということに於いて、精進を重ねて来た人は違う…作戦に於いて秀でるという分析です。物事の深さを全く見ようとしないあたし。なぜ、66歳になってもバイト先で浮きがちなのか、真相はわかってきたのです。