西🏝姫瑠のアディショナルタイム(124)

 

まだぎりぎりたこ焼き屋どんどんが営業していた2月の終わり頃。私達は3人でイオンの二階おもちゃの売り場を散策していたときです。ひとり、おばあちゃんが、何かを探しながら歩いておられ、私達の方へ来て、話しかけるのです。3歳になる女の子の孫に、何を、プレゼントしたらいいのか?って。私達はお安くなっているプリキュアを薦めたんですが、おばあちゃんはもしかしたら、現金が良いのかも…って思ってらしたのかも。たこ焼きのコーナーで、バス停を見たらおばあちゃんは何も買わずバスを待っているのです。家族はあのおばあちゃんに名前を聞いて来て欲しいってあたしに頼むのです。お孫さんの名前を。私はなんでだろう…って思いながらバス停にいるおばあちゃんの元へ行き、少しだけ話してどんどんに戻りました。家族は、2020年3月に亡くなった父親のことと対比をしていたようです。そのお孫さんは2020年3月に生まれたのだそうです。誕生する者と、亡くなる者、ふたつには絆があると言うのです。