イエローダイヤ・マン1535

 凍っている間は切れないし、揚げたあとから切るしかないポテトフライの不揃いさ・・・それは長いものになると切らないと箱に収まらない。それをみんながどうやって切っているかを僕は初で知った。ホット棚の中に陳列が難しいくらい長いポテトフライをどうやって切って箱に収めているか・・・僕は以前はどうすればいいか全くわからず、質問も出来ず、自分で切ることも出来ず、困惑したが、トングでみんなが切っているようだ。そして切り目の方を見えないように箱の奥に収めれば、陳列が出来てスムーズだ。もっとも長いものは小さいものの3倍以上の長さで、しかし・・・この不揃い感がいいのだろう。僕はそういうびびり過ぎな自分を改めて行くためにも、みんながやっているように長過ぎるスティックはトングで切るように・・・って心に誓った。しかしどうやって切る?ちょうど、先輩がそれをやるのを見ていたかったのにレジが来てどうやって長いポテトを切るか、見ることが出来なかった。トングを使って切る場面は想像は出来るけど、実際にこの眼で観察した方がよりわかり易い。一週間ごとどっちが揚げ物をやるか替わり交代で来週は僕の番だ。揚げたてのポテトが長すぎて、とても陳列棚の中に収まりきれないことが僕の心をナイーブにする。人間だって同じだろう。長過ぎてちょきんと斬られていくのは目に見えている。ポテトの世界を垣間見て、すごーく良かった。僕に対抗名案が浮かんできている。☆大村イオンのモーリーファンタジーにて☆