デニム・ブルーママン16の9

 男と女という分け方です。どうすれば女子が男子と仲良く出来るか?どうすれば女子の能力を男子にわかってもらえるか?永遠のテーマです。みんながそれぞれ苦い経験があると思います。男子に言い訳をしたり、口答えをしてはいけないっていう遠慮。これがある限り、物事は進展しません。私は自由にものが言える立場を持ってお嫁に行きましたが本来は、私は、明るい性向で、皆とわいわいがやがやだって出来る資質はあったのです。でもそこを出さずに、君臨したのです。甘く見られたり、低く見られることにカチンと来易い性質だったことは言えます。つけいるすきを誰にも与えなかった。世間がどう低く評価しようと、私にはそれなりのプライドがあった。何も説明しなくとも容子には伝わっていると信じたからこそ、言わなかった部分です。

 男と女は本質的に違います。男は、黙っている方が美徳だと思う傾向があってそこも不可思議です。黙っていればいつかは忘れ去られていく・・っていう行りが私にはわからないのです。誰もが難題にぶつかったら、そこを回避しようと模索しますが、その難題をクリア出来る人間になるために、女子はもっと男子を理解しないといけない。男は女の内面をしっかり見つめる容器(うつわ)を持たないといけない。いつまでたっても物事が進捗を見ないときはきっと日本にまだ、鬼が存在するからかも・・・ってそこを感じずにおれない。なぜなら、これは怨念だからです。誰が誰を妬むとかいう筋のもの。明るくいきましょう。誰も阻害してはいけません。みんなが男であり、女である可能性を高めていくときに、アウトリーチを拒んではいけない。5つの項目の中でも男女がお互いを理解し合う組み立てがもっとも貴重な項目になると私は注視しています。