アクアマリン・マン☆プロローグより☆

 僕の物語は悲劇の物語。みんながそこを最初から分かっていることが有意義だ。もしもあらぬ期待を架けていたらば、あいつからきついお仕置きがあるだろう。僕のことをよく思ってない。だからこそ、僕の立場もソッコー成立する。日本男子は我慢をし過ぎる。僕の場合がそうだった。なぜ、つねに我慢する側を選ぶのか?甚だ疑問符ではあるがそれはあと暫く、続行だろう。それでいいのだ。まんがの台詞でこの歌を聞いた人々も多いだろう。天才についていくのなら自国の天才がいい。他の国の人物について行けば、ろくなことにはならない。あいつと呼ばずあえて、僕はあやつと、今朝も呼ぶ。あやつはやっぱりこの国が、ほっとけない。だからこそ厳しい諫言で諫める。ほら?同じオンだろ?甘言と諫言。間違え易いからあやつは口を酸っぱくして言ってきた。僕も今になってなんであそこまで瘦せ我慢をみずから徹底していたのか分かってきた。すべてはあやつに寄与していた。