今日は一日だけピーパーを休むそうだ。デニムブルーが今度の土曜日で千歳町編を終わる。ちょうどきりがいいので、第六章は第五章との区切りでとても重要なのだという。教育熱が母親から失せて、容子はのびのびした環境で育成される。その間・・・自然に抱かれて毎日のように友達と遊ぶ生活。しかし転園した幼稚園ではまだ、おとなしく謹慎していた。自分の起こした罪の重さを徹底的に洗いざらい出しながら自省していたのだろう。このことが僕をクリアにする。自分の心に問いかけたのだという、何回も何回も・・・衝動的な性格をいかに改革するか?それは本人にとってとても難しいもの?それともいつかはなし終える?そこは当人次第だろう。教育者として、自分のどこが間違っていたの?と母親も鑑みる日々だっただろう。我が子にはついつい甘くなる。それは誰にもある。しかし逆に我が子に厳しい親もいる。容子の父親が、かなり容子には甘かった。ほぼなすすべもなく容子の言うがままだった。僕だってそうだ・・・あまり差異は見当たらない。甘え上手でおべっかがウマイ。しかも信じるに値するとそう思わせる。抜きん出た才能だと思う。これは天性のものだろう。僕にはそれが芸当にしか映らない。だから容子が羨ましかったことは言える。