イエローダイヤ・マン1230

 何かを我慢しながら、今後は節約していかないとヤバイ。スターチャンネルもこのリストラ案に挙がっていたが素晴らしい映画一本を今朝見て、考え直した。余りにも男の友情が凄過ぎるからだ。以前見ようかな?って思いながら他を見てしまった。チャールズ・ブロンソンが、そしてジェームズ・コバーンがなぜ、永久なのかがよく吟味が出来た。この作品はストリートファイターという。あのゲーム名と同じ。そこで親ぼくも湧く。人生では金を持った者が優位にくることは間違いないが、この中でファイトマネーの行きつく先をじっと捉えることで人生での金の位置や役割がよく見えてくる。作品はある監督のデビュー作でもある。ウォルター・ヒル監督だ。こうして監督の容器にまで触れるとき、アメリカが1975年にいかに感性が成熟していたか?この点で理解も出来る。舞台はしかし違う。1930年のニューオリンズだ。この作品で益々コバーンが好きになる。これまでは第二の男だった。ひたすら、友人の心根の替わり目を待つそういうしがない男を演じ通した。そして最後の仲間に言うのだ。この金で商売しようって。チャイニーから預かったお金、貰ったお金だ。ひと花咲かせて欲しいって願いが込められていた。そして最後にこの二人はこう言うのだ。錨を取りに行こうって。マイアミが次の場所だった。