イエローダイヤ・マン1220

 僕はこの番号は好き!!1220。親友の固定電話の番号まで漕ぎ付けている。そもそも固定電話が無くなって世の中薄っぺらになってしまった。僕が小学生の頃がサイコー楽しかった。キッチンに設置された子機を自分で移動、暇さえあれば親友の家に電話し、しかも電話代は親モチ。長々話しても子機だからトイレにも持っていける。風呂だって濡れさえしなければ大丈夫。しかしその子機を僕の家から持って帰った奴がいて探してもないはずだ。人はそういうラグジュアリーを決して許さない生き物であること・・・そこは先刻ご承知でなければならない。だから僕はこの事件を機に世の中を性悪説で見るようになった。中々返してはくれない友達もいつか許していた・・・なぜなら僕は中二で、携帯を持つ身になったからだ。もう子機の世話なんかにならずとも・・・とは思うけど、外で公衆電話を見掛けるたびに、僕は家の固定を思い出す。母はちなみに世の中がガラっと変わったわねえ?!をなんと魚で表現する。ある日、スーパー行ったら、目刺からししゃもに変わってた・・・ってぶぶっ倒れそうになったそうだ。長崎のめざしは今じゃあ国宝級。料亭に出向いても食えない。な、なんでだろう。なんでししゃもに?そういう具合だから皆が僕のブログを読んでいるのはよく分かる。ある意味、新聞より、速い。