ブラックオニキス・マン70

 やばくね?って僕は最初に母に差し向けた。そのとき、母は突然、何か頭にひらめいたのか、えええ?っていう表情見せる。そしてすぐに質問してきた。どういうとき、使う?って。そのとき、僕は韓国の奇麗な歌手について述べた積り。僕は最高完璧のとき、感嘆符としてこの四文字を使ったことを吐露。母のトロ箱はその瞬間一杯になる。魚も床に落ちるほど・・・。四文字だけでの生活って出来ないのかな?それは無理・・・ってすぐに僕は回答したものの、この人ってすぐに何か作る人だなって僕は直感。しかし親父には常に疎ましく思われていたのも母の言葉遣いだった。ざけんじゃね~~よって。しかし親父はとうとう諦めてもはや何も言わなくなる。バカジャア?って相手を威嚇する。この言葉だけは親父は面白く思ったのか、注意しながらすかさず笑っていた。若者でもないのに、若者のような言葉遣いをしている母。父はその度、注意を促してきた。言葉遣いは大事だよ?って。随分前からだった。母は常用される若者語に拘って来た。やばくね?の僕の発した言葉が母の作業を一気に円滑にしたのなら僕は素直に嬉しい。しかし何か足りない・・・あれだ。よっしゃあ!!のとき、そしてそうだね、僕もそう思うよ!の同調。そしていや、僕は下りるよ、君の意見には正直言って賛成じゃない!!こういったもろもろを今度会った時には教えようって思っている。