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 キルスティ・ダンストさんはマリー・アントワネットに出演でその映画を見ながらあたしは夢の世界だけど制約も多くて、こういう世界でしか生きられなかった彼女を悲しむ。不憫に思う。作家ってのはそういう状態では絶対に執筆出来ないからです。あたしも小さい時、両方を常に頭に描いていた少女だった。音楽と文学。しかしある時、バランスは文学に傾く。なぜ、そうなったか?発表出来るか否か?それが文学の方がより多いっていう事実を知るからです。毎夕のように夕刊に自分の短歌が選ばれてるかも?であたし、わくわく!!文学を選んでしまったっていうのはある。でもそれは長くは続かずやがて振り出しに戻る。それでもやっぱり文学の路線から離れなかった。多くの短歌を自分で生み出したい!!っていう気持ちや、やる気はスタート開始三十五歳の頃から顕在でそれがどこからは発芽していたか?っていうと出版です。三十五歳のあたしはこの頃から出版を頭に描いていた。複数の出版社に電話をかけると、少なくとも五百首ないとダメって言われてそこをまず目標にする。そしてそれだけではダメ!!って今度は自分で気が付く。この短歌はどんな心象の元に生まれたのか?っていう作歌背景です。そういうのを説明しながら投稿を続けこの時の説明文章が今に通じている。相手に理解してもらえることは所詮難しいって安易に投げなかった。最後までそこを気にしながら理解して頂くことに専念したのです。