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 何度か紹介はしたことあったけど、この短歌を今朝は選びました。あたしの三十五歳の時の短歌ですが、五人の子供の最後を授かって、身ふたつになって、ようやく短歌に腰を据えられるって・・・夫が初支店長になって目的が達成されたことが大きい。真剣に毎日作歌活動に邁進するぞ!!っていう気合の三十五歳ですが、まだまだその頃、自分の前途がどうなるか全く予想すら出来ません。才能はあるのか?よしんばあるのなら、それをいかに伸ばすのか?っていう自分の中で壮烈な意思と対処方法が駆け巡っている訳ですが、最初から透けて見えていたことを話しましょう。この国には矛盾がやけに多いことです。前、障子の枠に溜まる埃の話したことがありましたね。この障子の枠を指で触って毎日埃を点検するような夫はおぞましい!!と言いながら主婦たちは極力奇麗にしていなければ!!と嘯くのです。あたしはこういう連中にはお構いなしで行こう!!って最初決めたのです。家事は疎かにしてもいい。なるべくカクコトに執念を燃やそうって。もしもここで選者たちに、なぶり者にされてないなら、西嶌姫瑠というブロガーは生まれていません。なぜなら苦難は確かに与えられあたしは憔悴した。しかし全容解明に向けて実はしたたかになって行ったというイキサツです。逆に文章が上手くなった。短歌だけではなく後に文章が本命になっていく。安永先生もやがて、もう一人の先生があたしを選ばなくなったことで、あたしを選ぶことが全くなくなる。それでもあたしは真摯に投稿を続行したのです。ほな行きまひょ。生きるとは 変わりゆくこと 日にひとつ 母の神話を 壊しゆく我