電子物は完全なようで怖い部位もある。ある日突然消えてしまいリカバリされたら?まあ、危険はほぼ大企業なら起こらないだろうけど、しかし、本物の紙が残っているという実直さを姉は選んだ。紙にしたためたもの、手書きももちろん入る。しかし日を追うごとにワープロ術を習得して紙に託される印字はワープロ形式になっていったのだろう。技術ももちろん大事だ。パソコンを解体してもう一回組み立てることが技術者には可能なように、文筆家には特別な視点、視野も存在すると思う。この文章は後世も役に立つのか?それとも用なしになる運命なのか?同じエッセイでもどこがどう違う?っていうこの仕分けが、僕には分からない。その道のプロになって行くということはそういう道のりを指すのだろう。これはキワメツケで絶対に大事、こっちはそこまで大事じゃない。この感覚を網羅してこの国が正しい道筋を見つけていく経路は、いい政治家を選ぶことから始まる。いい政治家とは?ここが至極大事だ。国民を正しい道へ誘導することが出来る。神業でもなんでもなく平常心で出来るという出来レースではない国〔酷が架かる〕レースだと思う。国民が納得し、そして政治家側も次の一手に賛同してくれるのかどうか?あらかじめ、あうんの呼吸でお互いが分かる。そういう政治家と国民の新しい関係を皆が待ち望んでいる。最初からそれは無理・・・って言わないところがナンボでも頼もしい。