そんなに難しいことでもないのに、わざわざ回り込んだ考え方をする癖が大人にはあって、無恥よりも恥ずかしい大人の所作にひとたび僕達はたじろぐこともままある。無知は無恥よりもまだいい。政治の世界を一巡しながら見て行くとメディアが囃し立てた政治家がいかに多いか、がっくりくるその数の多さで、むしろ一介の書き手の方が瑞々しい文脈を捉えていて、ふだんから自分のブログを更新している政治家を僕は買っている。注目に値するそういうブログ保持者はやはり誤解や難解を忌み嫌う。文章の中で自分の言葉で世を、国民を立脚出来る政治家こそが本物である。少なくとも三日に一回は更新し、自分の言葉で国民を納得させうるブロガーなら政治家として信頼が置ける。むちゃくちゃなことを述べているか、本論に迫っているかはまともに生きる読者なら分かる。自分の賞味期限にも気が付けず、イチローのように政権交代をするべきだと訴える政治家の弁こそ、ものの哀れに相当する。なぜ、こういったメディアのドツボに嵌ったような政治家が日本に存在するのだろう。メディアのちやほやからそうなったと思う。そこで錯覚をしたのだろう。自分は特別な政治家だ!!って。しかし国民から見ればそれはとても破廉恥。イチローを出すこと自体、荒唐無稽な言動だと思う。それに比べて、なんて言う自民党の逸材だろうか。僕はこの野田聖子なら、日本のすべてを替えてくれる希望が湧いてくる。