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 日本にはおどろおどろしいものがまだ、根絶しておらずそこを僕は払拭出来るのでは?とさえ思う。過去を断ち切る時にはやっぱり過去のものを集める。なんか昨日観た映画が姉の心を占めていそうだ。エターナル・サンシャインというジム・キャリー主演の映画だ。記憶を消すために全部の恋人との思い出の品物を持って医院に出向く。確かに映画だから全部を信じることは僕もしないけど、参考にはなる。日本人にははっきり終戦と戦中を分ける癖があって、大正と昭和の最初あたりまで・・・。そこは飲み込み可能だけど、戦争の歴史は知りたくはない!!っていう姿はちらほら見受けられる。僕は自分に赤紙が来たらきっとどこかに隠れられないか?をまず思う。しかし当時はそういう若者はいない。しかしいないと思い込んでいるだけなのでは?っとも解釈する。そんな、自分の思いを吐露でもすれば、どういう言われ方するのか?君は非国民だ!!てののしられるのが現実だっただろう。リアルその非を日に転換しなさい!!とそう教えられて当時があったことは想像出来る。しかしレイテの戦いあたりから、うすうす国民も感じていておかしくはない。この戦争はもしかしたら終わりがない出口が見当たらない戦争なのでは?負けたことがない国民の経験が日割り支配した。しかし負けて良かった部位も今ある。日本の民主主義に嘘はなかったのか?姉の検証に耳を傾ける時期に突入している。