力が大きくなると横やりも起こるし、橋下さんへの軋轢も重く圧し掛かる。しかし橋下陣営は常に笑顔だ。僕はゲスと言う言葉が好きだ。よく父が使っていた。母に徹底的にののしられて、しかも、罵倒され、人間としての疑惑の念を抱かれた時、結構、父が攻防しながら母に、ゲスの勘ぐりじゃなかね?って返していた。僕は余り意味が分からず心の中で質問しながら満を持す。大人になってようやく分かって来る。父だって女子には負けてはおれないプライドがあったということだ。男はいろんなことに人生渦中では巻き込まれる。日本の風習通りに来たのに、ヒトデなしとか、人間の屑って呼ばれることは多々ある。決して迂闊には扱えない。日本のどこかで論説が間違って来たからだろう。いきなり戦後民主主義になってもおいそれとは、そこへ到達してない面々は多い。橋下さんが”ダメだこりゃ”と吐き捨てるのも意味がある。僕も六十歳になるまでの二年間、そこを極めたい。若い世代にこれがモデル家庭っていうような示しを出したい。もしかしたら恐るべきプランかもしれない。ひとりで一生生きるという僕のプランが即座に採用にならないとは誰にも言い切れない。キャロルのような人間を姉に持てばこうなる。いずれ彼女からも、人生がなんなのか、詳しい証明が成されるだろう。