母の家にお邪魔虫。僕はカップ麺を食べたいけど、母はそうは問屋は卸さないっていう顔で、さんまの缶詰ならあるわよ?って畳みかけて来る。あっ、そうか、あさげの減塩があるし、チンして食べるご飯の大盛、テーブルマーク製が僕が来訪の為に購入してある。お味噌汁&ご飯、さんまの缶詰。そしてしそのふりかけ。母は僕に早速質問してくる。この食事、貧しいって思う?それとも我慢の範囲内?僕は即座に答える。美味しいに決まっているだろ?って。まだ、職にありついてない僕には言葉に注意が点灯。破格の請求書が来てそれを母に話して、対策を一緒に練ろうっていう僕には会話バランス調整が事前にある。市民税がいっぺんで二十万来ている。それを四分割で五万ずつ支払っていく今後。しかし母は平気のへいざで僕に、頑張ってね!!としか言わない。なんでだろう。それくらい相談に乗って欲しいという僕の甘えには、我関せずえんの風貌だ。五万ずつなら安いじゃん!!一度に二十万ならびっくりするけどね?僕は次の言葉にはっとする。車のローンの返済をあたしが継投していることそろそろ話さないとね?仕事にまだありついてないことは、お兄ちゃんにこの前ライン電話で報告をしたからね?その言葉につんのめりそうになる。僕の就活続行中が兄にばれてたなんて...。口外するな!!って言っても恐らく無理だっただろう。おぎゃあ!!って産まれた時から母はおしゃべりだった可能性が高い。