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 いかめしい老人ならどんな老後を暮らすのか?金がある老人、そして激甚貧乏の老人の毎日は全く違う様相だろう。金持ちは滅多なことに人とは触れ合わない。みんなが少し勘違いしているのならこの際だ。金持ちがどんなに世間を怖がっているか?そこを僕でさえ勘違いしていた。大金持ちが僕の友人にいてその人間をずっと見て来て段々謎も解明してくる。彼らは家族で行動する。余計な株も売り払って、株に投資自体をやらなくなった。金〔きん〕も宝石も信じない。今読んでいるのは渋沢栄一伝だ。みんなも一斉に思うだろう。これは何かの前兆じゃないか?って。現金の凄味を今回のコロナ禍は見せつけたし、公務員の強さも同時に見せ付けた。この二つに気が付いているかいないか?これからの航路が全く違って来る。どしゃぶりの航路は誰だって嫌だ。しかしタンス預金も危険。じゃあどうすればいいの?家族も幸せにして、貯蓄も視野に入れながら貰った年金を確実に貯蓄ペースベルトコンベアに乗せて行く。姉のプランナーに僕は任命されずそこがくやしい。小さなお金を動かすことが出来る人間でないと大人物にはなれない。そこを坂本竜馬が見抜いていた。西郷のことを釣鐘で表現。小さく叩けば小さく響き大きく叩けば大きく響く、もし馬鹿なら大きな馬鹿で利口なら大きな利口だろうと。維新十傑には入ってない彼の意識下に眠る経済学が今後、不可欠題材になっていくのが見て取れる。