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 お粗末で高学歴でもない僕でも、はてなで固定客を持てればそれが幸せなんだな?って。金銭的な面では僕は確かに負け犬。しかしそれを活かす方法も既に見つけている。この奇怪な力を底力と本当は呼ぶのではないだろうか?毎月定額の収入があればそれに越したことはないけど肝心要めの年金が僕にはない。そこが姉との違いだろう。ハーフとは言っても十万以上があるのとないのとでは話が違う。僕は一生あがき続けるのでは?との心配はエンドレスである。もがくと言ってもいい。この心配を払拭することが出来れば僕も未来を未来と呼んでもいいなってそう捉える。未来とは呼べないと思う。どうなるか先が見えないのに未来とは言い難い。姉は自分の職場で強い風当たりにあってもくじけない。誰とも摩擦も起こさず・・・などは最初から期待しない方がいいのかもしれない。摩擦や軋轢に負けずどうにか凌いで行く。そこが肝心なのかもな?って。僕は自分の人生をスルー型だったと今悔やんでいる。人生百年の時代が横付けしてなお一層の仕事イズムが巷にも到達している。しかしやはり僕は厭世主義者なのだ。この厭世を遠征に替えないと人生は幕を揚げない。それは百も承知、解っていても動けない。旗色を明確にしないであえて潜り込む形に終始した姉の生き方は僕には出来ない。潔い男は僕のイズムの中にしっかり根を下している。このイズムを誰にも壊されたくはない。男の流儀が断固としてある。