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 昨日はまるでラビリンスのように覚せいします。今、七百円以上購入者にはレジ前でくじを引けるキャンペーンがあっていて、昨日は爽健美茶の小さいボトルが当たった顧客に間違って同じ販社の大きい商品渡してしまいさすがに券が違うってレジが通らない。私は156円を手出しして先輩を呼びます。助けてもらえることは頭で分かっていてもこのくじはこの店では初の体験。損金出してそれを上手に取り戻せないかな?とは私は全く思ってなくてそれでもそのお客さんにちゃんと渡せてしかもレジ違算にならなかったことを喜んでいたんですが、あと、この当たり券の処理について私なりの帰りの運転中に思うのです。顧客にちゃんと当たり券で交換した処理で印鑑も押して一件落着した訳ですが、まず手だしをしている私にその顧客が引いた小さいボトルを貰う権利あったんじゃない?ってどう考えても私に権利ある。しっかりしなくちゃあって。しかし一方では図々しいんじゃないの?って自分を叱る場面でもあったのです。間違って顧客に違う商品を渡してさらに当たり券分は自分にくれ??えっ?そんな馬鹿なことって世の中にあるの?って。コンビニの中はこういう謎めいた思惑で満ち溢れています。先輩もその当たり券が私に権利あるなど思いもしなかったみたい。ただ、あざとい面が闊達な私には権利保有者確定場面でもあったのです。