Ss224

 僕は明日から最終ブログの位置に付ける。かつての五番目いう位置に戻される格好で嬉しい気分。まさか僕の代弁を姉がやってのけるなど人生で起こるなど予測はしていなかった。同じ両親のもとで育てられたとはいえ、男と女、そんなに相手の心を描写出来るものなのか?最初はいぶかる気持ちもあるのはあった。しかし特別な経験、オチコボレを僕も姉もしていたことでそこに臨時召集されているのを目の当たりにする。全く同じ辛い体験。学校を追い出された。落第なら置いてやると恐喝されて・・・。それはまるで国民全体で味わったあの終戦のようにお互いの気持ちが手に取るように分かるというもの?僕が味わった苦しみを姉も同様に味わったと言うよりも、もっと先にある冷酷が存在するのでは?と僕には当惑するものがある。父が教師だったという行だ。父に見せしめをしたかった・・・その懸念もある。教師でありながら自分の子供もちゃんと教育出来ないダメな親。僕と姉は、成績不振で両親の顔に泥を塗った形にさせられていた。長い時間が経過して分かったことも多々あって感慨深い。この問題を掘り下げる必要もないことが自明だ。誰も得をしていない。そのことを武器に今生きている人がいれば僕は会いたいな!!って逆に思う。辛い過去だが、両親の顔に泥を塗るようなことは一切なかった。それはみんな同じだろう。