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 ある程度、人の心が読めるということは最大値を考えれば怖れ大きい。多分だが姉の才能が潰されて今日あるのを僕は理解出来る。そんな、心を見る達人が現れるとこれまでの均衡が破れるからだ。心を読めるとそう言った人々のことではない。その人物達はむしろ安泰だろう。切磋琢磨に占い商売を繁盛させていける。しかし困るのは姉を故意に潰してそれをしながら今、涼しい顔をしている面々。ちょっと場違いな気がする。そういう連中が苛め対策に心を砕く、必死で立ち向かっている振りで文章を書く。推敲もしている。日本の奇妙な現象だしそのまま劇画にもなる。姉が容子という名前で僕は良かったかもな?って今になって安堵している。父が恐妻家だった。家に帰るのも怖いっていう位に・・・。それなのにこの可愛い愛娘だ。どうか神様、この娘だけはすべての人々を容認する寛容な娘にして下さい!!っという祈りを込めて付けた名前。しかも母の溺愛した教え子の名前と一致。これも符合だろうか。しかも伯母と母は時期は違えども同じ小学校に勤務している。伊良林小学校だ・・・。この小学校も建て替えで以前の姿が全部無くなってしまうのも時間の問題だろう。人が人の存在を奇麗さっぱり消してしまうことが果たして出来るものだろうか?宇宙人だって恐れる手法で僕も坂本竜馬の像に語りかける。人間の存在を消してしまうてっとり速いやり方がこの世には存在するってさあ。