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 僕等は常にアジアの中では一世紀先を進んでいた民族だった。そこへの敬服が依然として僕に顕著だ。あんなに長く鎖国の時代を経験してそれでも猛スピードで陸軍海軍の力をつけていった時代背景を読み取ると、日本人がいかに競争心ある民族なのか分かる。しかしその武力により頼む頻度や容量が増すごとに、日本が軍国主義に偏っていった傾向から僕等は深く学ぶ。均並行感覚だ。この感覚は体操競技平均台にもあるが精神統一と同時に自分の平衡感覚を常に保つあの要領と言っても過言ではない。自分は落ちてもいけないし、見ている人を余計にはらはらさせることがあってはならない。難しいようでこれは明るい議論だ。つまり日本には今・・・これといった思想はないものの、そこを悟られ諸外国に色々腹を探られないよう、留意しないといけない。痛くない腹を触られないようにしないといけない。自分がまず平衡感覚を失わないことが大事!!国民の一人ひとりにそのセンサーが付いている。ゆえに僕は安心して見ていられる。日本が獲るべく立脚はどこなのか?それは民主主義が決着を見る場所。そこを取り違えては元も子もない。