Ss80

 自分の執筆時間が三時間でも採れれば、最高と思わなければならない。僕は今まで恵まれていた自分の環境を思う。なぜなら一日に三時間の時間さえ採るのが難しいという人々は多い。正規に就業していればなお時間配分はおのずと限定的になって来る。僕の場合、すべての困難を撥ね退けて今に至ることが、ことの他、恩恵で今までこの恩恵に無頓着であったことを反省する。三時間あることが僕を生き返らせる。お金を得るとか得ないの問題ではなかったのだ。僕はこれまで、自分の懐の膨らみばかりを気に掛けていた。物をしたためていくにはそれなりの報酬があるべきとどこかで拘っていた。しかしどうだろう。僕の三時間は、180分として、みんなの頭を語彙豊富にしていく為の魔法の杖になる。僕が杖をくるっと三回、回しただけで、どれだけの人々に恩恵が回るかそこに波及出来たことは大きかった。誰もが今、気が付く必要はないからだ。僕の180分は三時間という老練の重みを持って順番に負荷を掛けて行く。その負荷が心地よいなら君は必ず、のし上がって行ける。そうやって、テレンパレンしていてもやがて、僕の負荷は恩恵として君の中で計上を開始する。みんながそうやって逐一を時間を掛けて知って行くことに意義はある。僕は今日、三時間の恩恵についてを話した。この180分の恩恵がプラスだと感じるなら、君は幸福の最前線にいることになる。