ルビー-ウーマンr371 ブッチャーのクリスマスカウントダウンはそこで一位のホストが決定するという劇的な催しで、私はある男の子を一位にしたい気持ちでせっせとお客を連れて入店するんですが、その男の子の暗い一面に惹かれた。全部見える全開よりもどこからともなく陰が匂う暗さも大事な要素。しかし接客になるとパワーもみなぎり、完璧なのです。私の心はちゃんとオーナーにあった。でもこの男の子を頻繁に呼ぶことで彼をクリスマス第一位にしたかったっていう狙いはあったんです。するとテーブルにオーナーが来て私と挿しで話したいって言うんです。僕もスタッフたちと競争している積もりだって。えええ?って私は当惑。あなたは経営者でしょって。彼は自分の本心を明かすのです。僕がスタッフにもしも負けるとするなら、それは絶対に阻止するって。この時は彼こそが経営の神だと思いました。