イエローダイヤ・マンy690 古市氏が出演のごち番組で僕は新鮮な発想を貰った。兄弟でも嫌いなら離れて座っていたという視座だ。僕が小学生の時、兄弟の多い家庭に遊びに行くことがあった。さぞ全員が仲が良くてを想像するが暫くして脳天直撃を受ける。それぞれ兄弟姉妹がお互いを干渉しないしクール。ここで何かが始まっているを僕はすぐに感じた。新しい時代の始まりって言うか僕の家にはないルールだったのだ。それを見て僕はずっと友達に質問もしなかった。その友達にとっては当たり前の日常で兄弟同士が盛んに話していないのが彼の自然。そこで新鮮な感動を貰った僕の思いは鮮烈だった。僕はどっちかというと母の厳しいルールのもとで育成された。誰が何をしているか敏感になりなさい!!って。父はもっと厳しくて挨拶しない友人なら家には入れない方針だった。この大家族のルールはそうじゃない。根本の縛りがないのだ。それぞれの個を優先している。家族の和合よりも先にそこがイニシャチブの核を形成している。素通り出来ない問題と提議がそこには包括されていたのだ。そのパンドラの箱を一体誰がいつ開けるのか?ってずっと僕は思ってきた。時代の先駆者として彼はそこを外さなかった。個人主義の幕開けを、概念として、家族の風景でさらりと伝えきった彼に、勇気のyouを禁じえない。