イエローダイヤ・マンr620 写真の魅力にすっかり耽溺し時間をそれにあてる友人を傍目に人はどこまで本気になれるのだろうって僕も久し振りに耽溺という二文字に自分を置いてみる。何しろ一眼レフカメラまで購入したというからその気持ちの一途さには参ってしまう。嵌ればそうなるのだろうか?カメラマン養成学校に行きたい気持ちになっているという話に只事ではないな!!とそう感嘆する。自分にはそういった趣味が皆無で出会いへの憧れもさっぱり。車にも最近ずっと興味が持てず燻っている。若者ではなくなった証明かもしれない。何もかもマンネリになってしまうこの傾向が気に掛かってヤバクネ?を発したあの青年に連絡を取りたくなった。彼なら何かイメージ画像となるきっかけをくれるかもしれない。彼には彼女が出来ていた。ごく自然なその成り行きを聞いて僕はほっとするのだ。結婚生活がごく自然に始まるといいな!!ってひとごとではない思いを自身の中に見つけてしまう。無くなったMDがひょっこり出て来たような歓喜が歌詞になって甦る。例えば悩みに、負けそうな時っていうイントロで始まるあの楽曲が、僕を青春というただ中に於いて、唯一まともにする。希望や畏怖を抱く間、青春と呼べるのかもしれない。僕は差し戻される。時間と言う激流によって.....。音楽はそれ程偉大である。