イエローダイヤ・マン《標榜編》〔603〕外交問題を抜きにして国際情勢を語るのは愚の骨頂で、これまで様々な問題含みの安倍総理ではあっても、こうして三選を果たして来た根底にあるのはやはり、諸外国にとって安倍総理の存在感は深く刻まれているであろう安心感。若者がもしも質問された時、すぐさま、回答があるのは外交的にこの人物は世界に知られているっていう安心感だよね?って。僕自身が押して来た訳でも何でもない。どんなに小泉ジュニアの時代が幕を開けるのを待っているだろう。しかし真意は中々反映されず、今日までもつれ込んでいる。若手がもしも自分達の時代の到来が誰かを倒すことで始まりを見る!!とそう思い込んでいたら精神の修羅場になるだろう。新しい時代をドックインさせるのは秀でた思想家ではなく国民なのだ。その思い描く思想を格上げしていく為に、僕達の思いが今、正に、生かされつつあって、不遜なことを常に腹に持ち、今日に至る若者にも、きちんとした礼節があることはいい兆候だろう。コンサルタントなど要らない。身の程を知る、そういった所作を今の若者は身に付けて久しい。僕よりもむしろ、日常を凡児徹底で過ごす若者にその傾向は色濃い。だから安倍総理のもとでのさい配も、見る価値はある。僕はあえて凡児としたためたが〔凡〕にこそ大衆の息がもろに掛かっていることを、十二分にも承知しているからだ。