イエローダイヤ・マン《標榜編》〔360〕もう明日からが大リーグが見れないのか?そこを痛感して俺の気持ちがローになる。政治にも興味沸かないし、やはり俺の心を闊達にしてくれるのは読書の秋だ。この前だった。天下富舞の値の凄さが俺の心を魅了した。なぜあそこまで柿の値が上がるのか?例えそれが貴重なお品だとしても、最高値を記録したりするときには何らかのご祝儀価格が上乗せになるのか?そういう人生での成就を迎えたいし、人間にもご祝儀価格はあるはずだ。柿に負ける訳にはいかないし、そこでは育成能力が問われて久しいのでは?と俺なりに当たりを付ける。この柿を取り巻く環境にいい人材は目白押しで、そういう天下高値を弾きだすことが可能の域に達した。だとすれば人間がそれを成し遂げるには、まず周囲の手腕を信じるという第一所作が必須になってくるのでは?柿は、信じることに長けていて、高値を望まなくとも、それが自然の成り行きでやってきた。ご祝儀とは家を建てたときに福岡でもやっている餅捲きのようなものになる。五円玉を一緒に投げる風習が田舎にはあって、五円、すなわちご縁を意味している。