イエローダイヤ・マン《標榜編》〔99〕機内で映った二人の写真、それが配信されて俺は当惑する・・・。阿倍総理はゴールドのネクタイでトランプは赤だが、感動したのはトランプの歯の白さ。その歯の美しさが今回の成功を予言していてこれはニッポンではなくアメリカの成功を表していてそこがくやしいのだ。ニッポンに利益を齎すようで実は完全にアメリカ優位だ。しかしそれが二人の前歯の違いに現われているなど驚愕で俺は自分の前歯を鏡に映す。なんでやねん?七十歳の彼に食われているのだ。彼の歯は宝石のように輝く。単なるホワイトニングだけではないヒミツを感じた。大富豪であり大統領の彼は寝る間も惜しんでそのトップとしての職務に邁進する。そしてトランプ砲たる大統領令を検討中という。そこでの力学を思うとき俺はトランプを異色の人物たちが支えることに目を奪われる。ここまでの異色中の異色は前代未聞だ。俺たちのあっけらかんな平和ボケも完全に包囲され、ここからは明解なビジョンを持つ者だけが介入出来るのだろう。同胞民主主義のその元本とは?それと昨日は意外な分け方をテレビで見て参考になった。上下を保守とリベラルとし、左右を鳩派鷹派で分けて四分類、その人物のいる位置を暫定しているのだ。それによるとビル・クリントン〔タイプ弁護士〕は左上にありその下にオバマ前大統領〔タイプ農民〕が来て阿倍総理の位置がすこぶる微妙だった。ちなみにトランプは右上の〔タイプ軍人〕だったのだ。