サファイア・マン《かけがいのない男編》〔103〕マンションの青い扉を内側から開けるとどういうわけか中学校時代の中庭を思い出す・・・中々普段は起きないことですがキャロルが余程の決心をして長崎を離れたかわかる・・・。離長と記しておきましょう。まず上二人の子供達を子育てが苦手な母に預けてきたという難問もあってキャロルは悩みに悩み上司に会いにいき事情を尋ねることにします。会社で彼がどんな位置にあるのかを是非とも知っておく必要があった。入籍を隠すというのなら売れっ子の芸能人や野球人なら理解出来たのです。いきなりそういう発表すればファンは当惑するし、失礼にもあたらないか?それを考えて行動するべしな芸能人ですが彼にファンなどありません。むしろ家庭内ファンを大事にしないといけない場面。のべつ幕なくフラっと遊びに来た父に相談しまくります。こういう結婚自分は認めたくないし頭にくる!!父は静かでした。容子さんにとって、この博多は鬼門ではないだろうか?ここを乗り越えていくことに妻としての成果もあると畳み掛けられますが、キャロの仕来たりにはないことです。それは籍を入れて会社に届けないなどということが容認常識になかったということで父はそこも上手くまとめます。時間というものの解決を待ってはどうかね?と。