ルビー・ウーマン《ジーニアース編》〔158〕整理整頓出来なくて自分と一緒に教室外にいた生徒が荒波を被るようにいつも危険な位置にいたことを、キャロが知ったのは自分がまずいさかいを起こしたという経緯があったのです。彼も荒ぶるときがあって、キャロも応戦して彼の髪を引っ張って喧嘩をした。そのときはキャロはすぐさま元通りになっています。なんで手を自分から出したのか?小さいときの攻撃性が出たかも?とすぐに平静を取り戻します。しかしながら彼と自分とを比較すると性格面であまり差違はないことに気が付くのです。能力面では相当にあったかもしれない、キャロは語学力が当時相当にあったからです。ニッポン語にたけていたのは両親が言葉を駆使した論争を繰り広げていたからです。いつも負けるのは父で、母は言葉の豊富さと語彙力で勝っていました。ウダツの上がらないハゲチャビンが母の決め台詞でした。それでもまだ罵倒するのです。チビ!!でっちり〔尻が出ていて短足〕昨今こういうデータが弾き出されキャロも頷きました。小さい男にはプライド満載という結果でこれを機に小さい男やハゲは立ち上がりましょう~父はとことんチビやハゲを連発され、蹴り上げられても容子という娘をもうけ今日に至っているのです。この整理整頓出来ない同類項の男の子がイジメに遭うのならどんな場面なのか?それに遭遇の場面がやってくるのです。