ルビー・ウーマン《ロイヤル・ボックス編》〔122〕ママがどんなにキャロルを可愛がっていたかそこには想像を絶するものがあって、例えば理沙さんのお引越しのときにキャロルを同行させてお手伝いを頼む前の段階の言葉の様子でも見て取れます。容子ちゃん、時間空いてる?実は諫早にお引越しだから理沙のお手伝いやってくれる?難しいことじゃないのよ、食器や陶器を新聞紙に包んだり、部屋のお掃除の手伝い・・・もちろん大丈夫です!たいしたことは出来ませんが、ご飯茶碗をクルむくらいなら・・・ありがとう!!ママは笑顔でスタッフとしてのキャロルをいたわります。そしてコレ少しだけどってオコズカイもくれるんです。理沙さんとママの会話から頻繁にバンスという言葉が出てきます。バンスが出ないことには退店が出来ないということですが、店を辞めるときに沢山の負債背負うのを、次の店がカバーすることで、すでに売れっ子である証明かもなってキャロなりに考えます。売れっ子になればなるほど、信用商売が出来るという真逆証明でもあり、途端にキャロルは自分もそういう意味で幾らの値段が付くのかな?って面白い発想に出ます。バンスはでも、次から次にシャッキンも膨らんでそうで怖い一面あるかも?はやり楽器いじりの方が無難かもしれない♪自分の目標にも合致していることだし。