サファイア・マン《緻密な男編》〔85〕人生が思い通りに行かず、どうしても紆余曲折にしか見えないときには投手の粘りや踏ん張りが参考になります。どんな幼少を田中投手や前田投手、そしてダルビッシュ投手、岩隈投手は過ごしてきたのでしょう。トラウトやそしてアレナド、まだまだ枚挙に暇がありません。彼らは少なくともひとつのことに心血を注いで今があるし、のんべんだらりと過ごした期間はほぼないのではないでしょうか。この幼少期の練磨ともうひとつ、例えば、ハーパーの世代から四十代前半まで、まだまだ、伸びていくノビシロをキャロルが口を酸っぱくして言うのは成長過程にいる人間を大切に育てていくことがゆくゆくは観客動員にも繋がるということで、ハーパーの悲しみは観客の悲しみにも相当するということ・・・。ここに気が付けないとダメなんです。もう高額年棒決まってるからそれでいいじゃん?では人は育たない。キャロルは自分の経験上を語っています。なぜなら長年に亘って徹底しかとを受けることで、文章技術は向上したかもしれないキャロルのこころの闇です。これはもう誰にも贖うことが出来ない傷を残しました。調べてみるとあのマドン監督は動物占いではグリーンの小鹿すべての人々の気持ちに配慮するとあります。アメリカきっての大きな人物ですね。