俺のこころの梅雨空をいきなり、どや晴れにしてしまう程の衝撃が走った。ベルトランのスリーランである。そしてこのスリーランがまさかのヤンキース逆転に寄与する。守備での送球が遅くて俺はこのベルトランこそがよくない!と言ってた矢先の得点圏打率更新。俺はキャロルにこてんこてんに叱られる。アンタの目はフシアナよ?って。クソ~~俺の眼識はアテに出来ないと言われて俺は落ち込むが、その落ち込みもスカっとさせるベルトランのホームラン。左も右も両刀遣いだからベルトランは根が起用なのだろう。その天才の器を垣間見てこう思った。走攻守の攻が特別に秀でる彼のようなタイプでもいいのかもしれないということだ。みっつ揃っていれば最高だな!って俺はこの五十年思い続けていたのだが、自分の長所に秀でていれば他はさほど要らないかも・・・。デルスカイしておこう~一点天才主義である。