本当に信じられないくらいに折衝の力があるキャロル、意外なる一面に自分でもウィ~~っとなる。深夜勤十一年の彼ととことん話した、もちろんそれが良かったのだろう。彼が言うには、幾ら暇とはいえ、深夜の一時間を日中の一時間と同位に捉えてもらったら困る!!という鼻息で、キャロルは店長の言い分もわかるし、この深夜相方の気持ちにもサンセ~~イ。一体どっちやねん?って自分がなんだかズルイ狡猾なニンゲンに見えて来て怖くなったのが正直。彼が言うのはこうなのだ。ニンゲンの体は夜は眠るように出来ている・・・そこを起きているだけでも凄いのにアレコレ言われる筋合いは全くない!!という力説。キャロルは奥様の言い分も少しわかる、確かに顧客はほとんど来ない。それでもこの相方と話して自信が沸いてきたというのも事実なのだ。とにかく十一年、週五日夜勤をこなす彼には何か凄みがあって、もしかしたら弁論大会系のニンゲンなのでは?しかもその相方に今朝は誉められる。ヤマザキパンの処理が速くなって検品&値札付けテンミニツを切るから、すでに合格だよ♪ってね~長老に誉められてシンジラレナイシンデレラ気分だ。