キャロルは十三日しか出勤しないのにお給料は七万二千円。夜勤は週2で夕方五時十時が一回。いい線いってるわよね♪効率のいい働き方かも?って。キャロルは同僚に尋ねたんだ。幾ら、時間給をもらっているかをとっても知りたかった・・・。普通は教えてはもらえないけど、キャロルは自分より八歳年上の彼に堂々と質問をかましたんだ。このコンビニで十一年勤めた先輩だから時間給は八百円超えじゃないんですか?って。彼は聡明な顔で、なんで?俺は時間給694円で貴女と一緒だよ?って。ええ?じゃあ、なぜ、あの若い二十歳そこそこの男の子が基本七百円?って迫った。すると・・・夕方五時から十時って時間給が意外にも高いんですよ?とスンナリ。主婦層が最も嫌がる時間帯なんだって。キャロルには納得が出来なかった。自分たちの夜勤にも、そういう特別枠あってもいいのでは?とさえ思うのだが彼はこれまたクーーーーールに物申す。同じ時間給で働く者同士だから、相方の動きが鈍いと俺は腹が立つんだ、同じ時間給なんだぞ?ってそいつに言いたくなる。噛み付きたくなるって。それって、もしや、このあたいのことォ?ほなあカージー息巻きまひょ。時間給 文豪クラスなら 一千万円〔セブンイレブンは運がよかったんだにゃにゃん、文豪を時間給694円で六ヶ月も雇っている。日頃の恩オコナイがとてもいいからだ~オンオコナイつまり、オンオコで新語〕