無名で誰も知らなくともキャロルはエッセイスト。これをちゃんと認識して、様〔ざま〕ない言葉を決して吐かないクレーマーシゲコ。家ではキャロルがお姫様で、やつがトレーナーという図式。やつは肩をもませている内に段々プロ並に上手くなってね・・・力が無くて、こいつは駄目!!っていう考えを改めた。認識を新たにしたんだ。シゲコの片方の肺は半分も機能してないから、滅多なことでは激しい動作させられないけど、本人がトレーナーを買って出てきた。キャロルの肩がこっていては、充分な仕事が出来ないって。近くにローソンが出店を夏に控える。そっちを受けてみようかな?っても思うし、マルキョウでもレジを募集。それにファミマも120メートル地点にある。こころまで、ズタズタになる前に替わるのも視野。シゲコは好きにすれば?って言ってくれる。キャロルの肩を揉めるなら、どこだっちゃあ奴には関係ないのだ。