言葉っていうのは空気であり、凱旋、これを忘れたらどうなる?ニッポン自体を観失う、力を殺がれる、人をないがしろにして来たニッポンはようやく少子化になって、ニンゲンを大事にしなかったことに気が付くが能力主義が各国共通にあることを思えば、偏差値教育もそんなに卑下することもなく、落ちていった者たちでも独自攻略で、人生の節目節目を上手く乗り越えて、成功を手にした輩は多い。オチコボレであっても全然怯む必要ない。むしろ、今からが・・・チャンスだ。キャロルの父も、エリートや学歴優秀者、そして賞を付与された人々へ熱い視線を送っていた。何しろ一緒に応募しようと誘われたのが乱歩賞。どっちかが当選したらお金を山分けだよ?って。松本清張賞とともに公募では最高額の金銭付与があって、父は書く書くといって、とうとう中途半端に終わった。江戸川乱歩松本清張の文学にはともにハラドキがある。脳裏推理山場があるのだ。そこで自分の考え以外の素晴らしい視野を目の前にしたとき、霧を脱出したかの晴れ晴れしたこころに出会う。ここだろう・・・。父は今の娘の動きを天国から一部始終見ているだろう、奇しくも今朝父の夢を見たからだ。