必修科目、トッポキャロ構想も忘れないでって自分に畳み掛ける。あの一億総記者の時代ってのを吸収したものがこのトッポになる。トッポっていう言葉の意味もいいよね?トッポは未熟やありのまま、幼い、そういった標榜自体キャロルそのもの。でもね、そういうキャラってとっても大事だと思うんだ。確かに、父と酷似で主婦シゲコが言うのもわかる。自費出版親子馬鹿ってね。親子鷹を言い換えているけど彼こそ、天才だしそういうのいいじゃんってキャロルは思う。本当に父の書籍、133ページでもこうぶっちぎる。私の知人で子どもで苦労している人があります。ここなんか問題あり、マネーのトラジだ!!ってキャロルはいちゃもん付けるんです。自分の子供ふたりが、公立高校で島流しの憂き目に遭ってるのに、もう自分だけ、いっちょまえの僧侶や、思想家として読者に話しかけている。しかも自分の家族の話は一行もなし・・・。こういった父の志向はやはり、松本清張になりたかった功名心一杯な人物っていうのは、嘘偽りない。しかしキャロルには、負い目があるんですよ、父に対して・・・。諫早高校の編入試験を受けさせるという大胆な施策を相手に飲ませるという快挙。これは東高も諫早高校も応じています。公立から公立でも、いいですよ、という相手の妥協案を引き出すことに成功している。これは誰も気がついてないけど凄いことなんですよ、つまり・・・転校はOKわが高校のすべては終了っていうお墨付きは獲ったということ。凡人ってのは気が付くの遅いからこっちから言うことにしたんだ。