俺の家庭生活教科書ガイドでは、ちょうどキャロルの父と20歳違う俺の考え方もこの義父とはズレがあったということ、それで、俺の1943年から20引くと1923年生まれの義父、鬼籍日は二月七日。この2月24日で、92歳を迎えるはずだった。20年間を一括りにして、妻も物事を論じることが多く俺も今朝から採用で、義父の世代を支えた、教育勅語の教えなど、俺の時代には皆無だということなのだ。確かに自分の佐賀の父は厳父で、手も出たが、それはそれは1本筋が通っていた。その父に教えられたことは、人に迷惑かけないことで、俺はそれを指針に生きて来た。誇りを持っている。この迷惑こそが俺が拘る2文字。迷惑をかけないということで、非迷惑と称しておこう。