パラノーマシゲコはこころの中が歓びで満ち溢れる、不思議なことだ。いつもお金の計算ばかりしているからなのか、頭の中のソロバンのコマたちが全部とれて、俺を目掛けて、洪水のようにぶつかってくるユメをみたんだ。そのコマはボーリングの球のようにデカい。お金のことばかり考えてきたからこそ、こうして妻キャロルが物を書くことに邁進できている。全部俺様の効能だ!!しかし変なユメだった。あいつの横には、どういうわけか、あのデレク・ジーター氏がいて、何を隠そう、妻は必死で、結納金の英訳をケイタイで調べている。結婚しているキャロルがなぜ?結納金の英訳を探すかはわからない。しかし、もしかしたら、これは正夢なのかもしれないのだ。我が家には生まれたばかりの姫がいるからだ。