ルビー・ウーマン《復讐の館編》〔81〕スリーパーズや、スモール・アパートメントを昨日観て、こんなに凄いい映画も観てなかったなんて・・・。ちょっと怖くなるんですね。アメリカアメリカっていつも言ってるわりに全然わかってない。その自分の愚かさにしばらく沈黙していました。この後者の映画字幕で出たのがパストイズゴースト、この言葉をキャロルのこれからの人生絵巻の紐にしましょう。過去に拘り検証する時間はもう人類にはない。予算自体もないからです。音楽でも人間失格を昨日の映画脱出で観てショック~これこそがルビーショック!!あんなに他民族同士がお互いの弦でこころから歓喜したのにですよ、数時間たったら抗争が始まる。どういう展開を想像していたとしても本来なら起こりえなかった・・・。いずれ湖にすべてが沈むという作家の構想自体、シゲコの故郷のようで感慨深かった。大自然が物事を隠蔽するが、生きている間、彼らは悪夢にさいなまされる。人生の主要部や休眠部で・・・。すると、最初が肝心だったというメリハリが付く。何事も最初の判断を誤ると大変なことになり、収拾が付かない事態になるということ、やられたらやりかえす!この正当防衛論も、赤ちゃんの手よりももろいという理屈ですよね。人類が持つ処の良心が存外に深いし強い証。そんなに悪夢にさいなまされるのなら、自意識を強固に持つことなんですよね、それしか手立てがありません。人を信じるということです。これは危険だよ!とみんな言うかもしれないけどこの映画で開眼しました。音楽の共演が素晴らしいからです。あの音律をこころで聞けば道はおのずと目の前に・・・。