寅さんを演じた渥美清さん特集は良かったね~西嶌姫瑠も、最高に落ち込んでいたあの時代、ちょうど、二年か、三年前かなあって。その時、正しく、人間不信になっていた頃、こころの平静を保ってくれたのがあの寅さんシリーズ。まだ、見ていなかった映像ってか、貴重な渥美さんのテレビ連載なのに声しか聞けない。狸寝入り中だったからだ。無声映画ってのはあったけど、キャロルは声だけが聞けた。ボイスだけなんだ・・・。見なくともわかるんだ。どんな顔で渥美さんが演じているかが・・・。奈良岡朋子さんも大好きな女優さんだけど、倍賞千恵子さんも義弟を演じた前田吟さんもいいね?おばちゃんを演じた三崎さん、彼や彼女たちに共通なのは温かみ、そして下町の匂いや人情。あの浅草ふくまる旅館と合致する部位だけに見逃せない。天才だなあって監督さんがテキヤの物言いの時の長い台詞、それだけは自分が逆に写していたっていうから渥美さんっていうのは、どこかで聞いて覚えた、記憶していたんだろうね。しっかりと耳に刻み、一言一句違えず、脳裏に記憶させるっていうのは並みの感覚では出来かねる。天才っていう標榜にふさわしい映画界の大スターと言えるよね。正に不世出だ。そして・・・これからのニッポンさえ支えうるってキャロルは思うんだ。温かいこころを取り戻す契機になる。そういう未来への架け橋になる映画だ。みんなももしも自分が映画監督になるなら?でいろいろ想像してご覧。どんな映画が出来るか、おのおのストーリーを考えるってとこから・・・。興味津津、心身、深深、新進、森々、身心、・・・・・こりゃあ、一杯あるってとこですでに御利益あるわ~