男も女も、デパートに行くと気分が華やぐ。何も買わなくてもドキドキ。なんでかなって、キャロはこう解き明かすんだ。それはね、デパートが人々の夢を蓄財しているからなんだって。でも、一番、嬉しいのはね、自分が座る椅子を見つけたときなんだ。長椅子でも、ひとり用でもね、自分が座る場所があった!、そういう満足を詠んだ一首なんだ。素敵な、和風の喫茶店ももちろん、ワクワクするよね、白玉粉大好き、金時や小倉大好きなキャロなんだ。デパチカだって、行った時には買いまくったよ。どれもね、消費した後、賞味した後、絶対に近いうち又行くって、思いながら、やっぱり行けないんだ。財政が許さないって言うこと。それでもね、やはり、この豪奢なデパートの空間に椅子を見つけて、ほっと安堵する時の気持ちは、詠いたかった!!今、やっと気が付いた、自分の席があるって、涙が出るくらい嬉しいことなんだって。でわキャロ元帥による、デパート賛歌を是非一首、お願いしま~す。閑散と なりし閉店 瀬戸際の デパートの一角 ひとり寛ぐ