店に行くと、みんなが、ざわざわ~ってまるで、週刊誌の話題の人が出勤~ってなよそよそしさ。どよめき。キャロは平常心、平常心ってよ、自分に言い聞かせて・・・。ナンバーワンの女性、すかさず、寄って来て、随分前から、アタシ知ってたの、転勤のことはねええ~。そうですかあ?!平常心を保つ。支店長を知ってるんだから、その部下の転勤は知ってて当たり前かあって、こころの中の動揺は、絶対に見せない。こういう時は、早く、テーブルに呼ばれたいってね、すぐ、ブッチャーにかけて、ちょっと、来て欲しいんだわ~って言いたかったけど、あそこは、開店が遅い。誰か、来て!来て!ってねこころで叫んでた。わざと、電話かかってきた振りをしてエントランスに。固定電話がそこにあったんだ。すると、年寄りのボーイがニタニタ。まじで、辛かった~こういう時は、座して待つしかないってか~。カウンタ~があって、ガラス製の長い・・・。そこにみんな座ってて、座れないホステス達がグランドピアノの前の12人は座れるコの字のソファに待機していたんだ。そこで、オーナーが連れてきたのが、今の旦那てわけ。まあ、傷心の身であった、キャロには、教授は新鮮に見えて、年の功的頼り甲斐はあったよね。ネクタイ誉めてあげて、ダンスしたくらいかなあ。いやあ、教授、ジルバが上手いんだ!!キャロは下手~でわキャロ元帥も驚嘆した、教授の驚きの手綱さばき一首をお願いしま~す。傷心の身を ジルバの曲で 回されて 二十代最後の 恋人を切るかな